子連れで飛行機に乗るときに知っておくべきこと3選

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どの親御さんでも、愛する子どもと一緒に飛行機で旅行に行きたい!一度はそう感じられたことがあるのではないでしょうか?

しかしながら、「子連れで飛行機って大変そう」「子どもが騒いだら嫌じゃん」「何をもっていったらいいの?」と、なんだかイメージがつかなかったり、不安になりますよね。

確かに、子連れで飛行機に乗るということは、子連れ外出の中でもかなりハードルが高いことです。そもそも、子連れでなくとも、飛行機の中で何時間も座るということは、大人だって疲れるものですよね。さらに幼児のお子さんを連れてとなると、泣く、騒ぐ、暴れるの3拍子かもしれない。親御さんは本当に心身ともに疲れます。

子連れで飛行機に乗るには、親御さんのきちんとした準備が必要です。

私は、息子2人を連れて、家族4人で・時にはワンオペでフライトを経験してきた、旅好きママのうにぺこといいます。年子の息子たちが赤ちゃんの時から、国内線・国際線共に、飛行機に乗るという経験を重ねてきました。(路線で数えたら、20回以上経験していました。)

今回は、そんな私が大切だと考える、子連れで飛行機に乗るときに知っておくべきこと

  • 子どもの必要な荷物を知る
  • 子どもがかけ得るご迷惑を知る
  • 子どもと座るおすすめの座席を知る

この3つについて、詳しく解説していきます。

この記事を読めば、「子連れで飛行機に乗るってこんな感じなんだ!」「ちょっと怖くなくなった」と具体的にイメージができ、子連れ飛行機の旅へ、勇気を出して一歩踏み出せるはず!!です。

子連れ飛行機で知るべきこと1:子どもの必要な荷物をそろえる

子連れで飛行機に乗るとき、何が必要なんだろう?まだ経験されていない方からすると、そこから知りたいですよね!まだまだ手のかかる幼児のお子さん向けの機内グッズについて、ご紹介します。

耳抜きができる飲料やスナック

幼児のお子さんは、気圧の変化に敏感。「耳が痛い!」なんて泣いてしまわないように、離陸・着陸の際には、耳抜きしやすいようにしてあげましょう。

耳抜きをするには、口から飲料やスナックを摂れるようにするのがおすすめです。

0~1歳の赤ちゃんは、ミルクがおすすめ。哺乳瓶に粉ミルクをセットしておきます。CAさんにお願いすれば、ほとんどの場合でミルクを作ってくれます。赤ちゃんのペースでちゅぱちゅぱと飲むことで、自然に耳抜きができます。最近では、液体ミルクも増えていますし、機内に持ち込みも便利ですよね。私は、使い捨て哺乳瓶を購入し、機内で息子にミルクを飲んでもらったこともありました。荷物も減って、おすすめです♪

2~5歳のお子さんは、食べやすいスナックがおすすめ。ぼりぼりと(限度をもって、こぼさないように笑)食べることで、スナックへ集中でき、大声をあげたり騒ぐこともなくなります。私は息子たちが3歳前後のときには、ジュレ飲料もよく飲んでいました。自分のペースでおいしく飲み、静かに過ごすことができますね。

注意点としては、子どもの耳の違和感は、離陸時より着陸態勢時に訴えることが多いといわれています。これは耳の耳管という器官の機能による影響です。飛行機に乗って、いよいよ離陸だ!!と意気込み、最初は対策する方が多いですが、意外と着陸時って手を抜きがち。(やっと到着ですから仕方ないですね笑)着陸時にも、何か飲ませてあげたり、5歳くらいの子であれば、「つばを飲んで」と促してあげるとよいです。

タブレットとヘッドホン

子どもが全力で集中できる最強グッズは、やはり動画コンテンツではないでしょうか!?(*‘∀‘)

国際線であれば、座席モニターでディズニーなどの子ども向けアニメーションが観れると思います。

国内線や、国際線LCCでは、座席モニターがついていないことも多いです。ぜひ、お子さんの好きなアニメーションをダウンロードしたタブレット端末を、持参しましょう。(目が疲れたら休めるよう、声かけもしてあげてくださいね)

機内では音出しはできないので、子ども用のワイヤレスヘッドホンもおすすめ。しばし動画に夢中になってくれること間違いなし!そうすれば、親御さんも心配が減って、空の旅を楽しめますね。

また、JAL国内線では、2024年10月より機内Wi-Fiサービスの拡充がされ、機内でのYouTubeなどのストリーミング視聴が可能になりました。私も機内Wi-Fiを使用しましたが、手持ちのスマートフォン、タブレットでサクサクと動画視聴ができ、空の旅がとても快適でした♪気になる方は、こちらのJAL公式サイトもご確認ください。https://www.jal.co.jp/fr/ja/offers/service/wifi/#international

小さな絵本や塗り絵など楽しめるもの

ずっとスナックや動画を観ていればいい、というわけにもいきませんよね。視力低下も心配だし、スナックも限度があります。

お子さんが「ちょっと飽きてきたかな?」のタイミングで、小さな絵本や塗り絵も出してみましょう。普段から慣れ親しんだ、お子さんのお気に入りのものでもよいですし、初めて手にとるものでもよいでしょう。

たとえば、ポケモンが大好きな私の次男(4歳児)には、機内で集中できるように2冊目のポケモン塗り絵を渡してみました。とっても喜んで塗り絵に夢中!

1~2歳のお子さんには、100円ショップに売っているシールブックもおすすめ。あれは安く手に入る上、薄くて軽い、荷物にならず最適です。シール貼りが大好きな月齢にはぴったり♪

子連れ飛行機で知るべきこと2:子どもがかけ得るご迷惑を知る

「子連れで飛行機って、周りに迷惑かけちゃうじゃん」と、誰もが心配しますよね。

では、機内で子どもはどんな迷惑をかける可能性があるでしょうか?泣く、大声をあげる、他にはどんな心配があるでしょう?少し深くみていきましょう。

子どもってどんなふうに迷惑かけるの?

何度も子連れ飛行機を経験した私が、特に困ってしまった子どもたちの機内の行動は、

  • 大声をあげる。
  • 前の座席を蹴る。
  • 機内テーブルを何度も激しく開け閉めする。
  • 機内窓の日よけを何度も上げ下げする。

この3つだったように思います。どうしても飽きてきてしまうと、動きたくなってくるんですよね。大人もお尻が痛くなってくるもの、みんなそうよね…と思いつつ、きちんと注意をしなければなりませんよね。(´;ω;`)

機内搭乗時に親ができること

親御さんは、親御さん本人ももちろん、お子さんや周囲の乗客の方々が、心穏やかに空の旅ができるように、配慮しなければなりません

具体的に、できることをまとめると、

  • 機内へ搭乗前に、お子さんへ機内でのルールをよく話す。
  • 搭乗後は、すぐにお子さんの靴を脱がす。(座席を蹴ることを予防。またあぐらをかいたり姿勢を変えやすい)
  • 座席周囲のものについての環境の説明をする(シートベルトや機内テーブルなど)。
  • 周囲の乗客の方へ、先にご挨拶する。

親も初めてのことであれば、緊張したり、不安になりますよね。子どもにとっても、楽しみにしていた飛行機、楽しい!でもよくわからない…なんてこともあるかもしれません。きちんとルール、環境のことを説明してあげる必要がありますね。

4つ目の周囲の方へのご挨拶は、個人的にはかなり大事だと思っています。「ご迷惑をおかけしてしまうかもしれません、申し訳ございません。」ひと言ご挨拶をしておくことで、周囲への配慮をきちんと表すことができます。私自身、「子どもと渡航するぞ!しっかりしないと!」と気合が入る瞬間でもあります(笑)

もちろん、周囲の方は皆さん子どもに寛容なわけではありません。言わないだけで怒ってるかも。親だって言うことを聞いてくれない我が子にイライラするのだから、周りの人はもっとイライラしてるかも…とよく思います。

子どもって、話してわかる簡単な相手ではないですよね。でも、大好きな親御さんの姿はよく見ているはず!「周囲の方への配慮をする」ということを、親が自分の姿で子に伝えることが、一番効果的なのかなと、最近は実感しています。

子連れ飛行機で知るべきこと3:子どもと座るおすすめの席を知る

では、子連れ飛行機ではどの座席をとるのが一番いいんだろう?と疑問に思いますよね。

私自身、この席をとってよかった!と思う座席をご紹介します。

機内の最後列の座席

これは最後尾の座席でもよいですし、大きめの機体ならば、各ブロックの最後列でもよいです。

メリットとしては、

  • 後ろの乗客がいないため、リクライニングしやすい
  • トイレが近いので、子どもの急な尿意に対応しやすい。
  • 子どもが泣いてしまったりしたときに、立ち上がり移動しやすい

デメリットとしては、飛行機が目的地へ到着したときに、降りるのに時間がかかることくらいでしょうか。そもそも、子連れだと機内から降りるのも時間がかかります(´;ω;`)忘れものの確認もしないといけませんし、子どもは動くのがマイペースなので、私はおおよそ最後に降りるようにしています(笑)

機内一番前列の座席

エコノミークラスでいえば、CAさんのシートの近くになるでしょうか。各ブロックの一番前の列の席です。

メリットとしては、

  • 足元が広く、気兼ねなく足を伸ばせる
  • 子どもが座位に飽きたら、ちょっと立てる
  • トイレも近い。
  • 赤ちゃん連れの場合、バシネットの使用ができる可能性もある。

このあたりでしょうか。ただ、スペースが空いている分、子どもが歩き回れる場所だと勘違いする可能性もあります(´;ω;`)よくよく説明する必要がありますね!

バシネットは各航空会社で、航空券予約の際に別途予約が必要な場合があります。各航空会社に確認をしましょう。

子連れ飛行機は楽しい旅のはじまり

いかかでしたでしょうか?

子連れ飛行機ってこういう感じなんだ、とイメージをすることができれば、幸いです。

一番感じることは、親の不安は子にも伝わるということ。親がそわそわと不安になっていると、子どもはすぐに察知して泣いたりわがままを言ったりする…。それって、機内だけではなく、自宅にいてもどこにいてもそうだと思います。

親御さんがきちんと具体的なイメージをもって、お子さんに合わせて荷物の準備をし、かけ得るご迷惑への配慮、座席の選択をして対応する。そうすればきっとお子さんも穏やかに過ごせるのです!

私も、初めての子連れ飛行機はとても緊張しました。必要のないくらいミルクや絵本を入れたり(笑)。けれども、経験を重ねて子ども自身も過ごし方がわかってくると、窓から空の上、地上の景色を楽しんだり。CAさんにご挨拶ができたり。親子ともども、飛行機旅とともに成長してきました。

ぜひ勇気を出して、しっかり準備をして、愛するお子さんと素敵な空の旅を楽しんでいただけたら嬉しいです♪

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