年子育児ってどうなの?

育児

年子のきょうだい

私は2人の息子がいます。現在5歳と4歳です。

2人とも、よく食べ、よく遊び、よく休み、元気に成長していると思います。

非常にやんちゃです(笑)

いつでも愛しい存在ではありますが、時には、誰でもいいから助けて!と心から叫びたくなるような大変なこともあります。

家の中でも走り回る、家の外に出れば一瞬にして遠くへ、、、。

ついさっき仲良く遊んでいたと思ったら、大声で喧嘩、叩く、蹴る、泣き叫ぶ。(笑)

男の子同士だからでしょうか、声も動きも、何もかもが大きいです。

同性のきょうだいだからこその面白さも、本人たちが一番よく理解しているのかもしれません。

また私自身も、大変ながらに、彼らから楽しさをたくさんもらっているような気がしています。

日々奮闘していますが、そんな私の育児の振り返りや疑問を、お伝えしていきたいと思います。

乳児期の過酷さ

長男と次男は、1歳半、月齢差があります。

次男が生まれたころは、長男がちょこちょこと歩き回り、あちこちに頭をぶつけ、目が離せないころでした。

私は、当時里帰り出産という選択をしませんでした。当時、夫と2人で責任をもって育児をすべきだという考えに、固執していたように思います。

長男の乳児期を終えたばかりでしたから、次男のケア・赤ちゃん育児については、記憶も新しく、大きく悩み迷うことはないだろうと、過信していた部分もありました。

確かに次男の赤ちゃん育児については、2度目の経験でもあり、また授乳も上手でよく眠る子でしたから、大きく苦労をすることはありませんでした。

ただ、長男と同時に2人をケアする、安全を確保する、という点が、とても難しかったのです。

例えば、次男がぐずらず眠れるようにと購入した電動バウンサー。次男を寝かした初日から、長男がバウンサーごとひっくり返そうとしたり。(笑)

食事の場面では、長男もやっと手づかみ食べ、スプーンやフォークを使い食べ始めのころ。まだまだお手伝いが必要な中、次男も頻回に授乳が必要。片手で食事介助、もう片手で授乳をするのが日常茶飯事。

赤ちゃんは1か月健診が終わったら、入浴をしても良い、と許可がおりますが、1歳の長男と一緒にお風呂なんてしばらく不可能、、、。

そんな状況でした。

当時、一番辛いなと思っていたことは、会話ができない、ということでした。

長男はまだまだ喃語といいますか、単語ではっきりと意思表示をできない状況でした。親の伝えていることは、わかってはいるようですが、100%伝わるわけもない。次男は生まれたばかりの赤ちゃん、泣くことで感情を訴えることしかできません。

2人の気持ちをわかってあげられない、そんな毎日が一番苦痛だったように思います。

しかし、1歳と0歳の子を一緒に育てることができる、2人ならんだ可愛さ、これをみることができるのは、自分の特権だ!!と自分を鼓舞し、毎日努めていました。

振り返れば、背筋が凍るような、ひやっ!!とする体験も、少なからずあったように思いますが(-_-;)

大きな事故なく次男の1歳の誕生日を迎えることができたとき、安堵の思いでいっぱいだったことを覚えています。

喧嘩と社会性

息子たちがそれぞれ大きくなってくると、2人で会話もできるようになってきます。

口癖も似てきます。特に弟は兄の真似をしながら成長しています。

成長に伴って、好みも変わってきます。赤ちゃんのころは、アンパンマンを見れば喜んでくれていたものの、徐々にパウパトロール、現在はポケモン、そしてマインクラフト(笑)

こうして好みの変化、こだわりも持ちながら成長しますが、すると相手のものが羨ましい、取りたい、それで遊びたい、という思いが強くなります。

そして奪い合いの喧嘩。(笑)

ついさっき仲良く遊んでいたかと思いきや、2人で泣き叫んでいたり。

兄は最近賢くなり「なんでいつも譲ってあげなきゃいけないの!」とギャン泣き。

弟も負けず嫌いで、頑固です。譲らない!(-_-;)

幼稚園や外での環境では、お友達と大喧嘩、、、ということはないそうなので、子供たちも自分たちの中で、思い切り感情を吐き出せる場所、相手を家庭内へと決めているのかもしれませんね。

そう考えると、年の近い同性のきょうだいって、すごく良い学びになるのでは?と、最近は気づくことができました。

叩いたり、相手が痛い思いをすることついて、どう思うか。

相手が傷つく言葉をつかったら、どう感じるか。

自分の言動が相手に与える影響について、彼らにはよく理解し成長していってほしいと願っています。

大変だけど、育てやすい?

先ほどお伝えしたように、過酷な場面が多々あった年子育児。

ただ、周囲の人たちから「手が離れるのも一緒ね!」と言われてきました。

確かに、次男がおむつを卒業したころから、何か手が空いたような、そんな感覚があります。

過酷だった2人同時トイレトレーニング、、、(´;ω;`)2人ともトイレが自立してからは、親としてはかなり楽になりました。

また、すぐに大きくなってしまう子供。衣服や靴はどんどんとサイズアウトしていきます。

しかし同性で年子のため、そのまま次男にはお下がりを、さほどボロボロになる前に譲ることができます(笑)とても経済的です!

そして、親の働き方です。

今回私は、一度フルタイム看護師を辞め、自宅で子供たちを待てるような生活を選択しました。ただ、今後は大好きな看護師のお仕事に復帰したい、と強く願っています。

自身のキャリアを考えた時にも、2人の子供たちが同時に自立してくれて、同じ時期に再度復帰できるのではないか?と、考えています。

年子って良いな!と心から思える

今までの子供たちとの思い出を振り返ると、やはり年子のきょうだいって良いな、と思えるのです。

確かにとても大変でした。今思い返すと、あの大変な乳児の時期を、なぜ夫婦2人だけで乗り越えようとしていたのか?なぜもっと両親を含め周囲の環境へ、ヘルプを出せなかったのか?

自分自身や家族にとっても、デメリットしかなかったように思うのです。安全の確保の面でも、やはり第3者へ助けを依頼するべきでした。(^^;

しかしながら、あの過酷な日々を共に乗り越えた夫とは、夫婦の絆も深まったように感じます。

寝不足でつい苛立ってしまう中、夫に強くあたってしまうこともしばしば。

ただ、夫はいつも優しく私の話を聞いてくれていたように思います。

また、きょうだいの中でのコミュニティ、社会性を築いているところ、良き友・ライバルのような関係。これは年の近い、また同性のきょうだいならではのメリットでは?!と、心から感じています。

この先、小学校に進学したら、また違う悩みをもち、彼ら自身も変わってくるのでしょう。

私自身、親として成長していかなければ!と強く思うのでした(^^♪

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